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» タイムズカーレンタル / 2013.9~ ホンダ・フィット HYBRID・Fパッケージ (DAA-GP5)
型式:DAA-GP5
トランスミッション:7速オートマチック
全長:3,955mm
全幅:1,695mm
全高:1,525mm
ホイールベース:2,530mm
車両重量:1,130kg
エンジン型式:LEB
エンジン種類:水冷直列4気筒横置DOHCチェーン駆動吸気2排気2
総排気量:1,496cc
圧縮比:13.5
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:40L
最高出力:110PS/6,000rpm
最大トルク:13.7kgf・m/5,000rpm
モーター型式:H1
モーター種類:交流同期電動機
モーター最高出力:29.5PS/1,313-2,000rpm
モーター最大トルク:16.3kgf・m/0-1,313rpm
JC08モード燃費:33.6km/l
最小回転半径:4.9m
装着タイヤ:185/60R15 84H ブリヂストンネクストリー
ホイール:15インチスチールホイール(フルホイールキャップ付き)
サスペンション:マクファーソン式/車軸式
ブレーキ:油圧式ベンチレーテッドディスク/油圧式リーディング・トレーリング
メーカー希望小売価格:1,720,000-(新車当時)
先日、後期型GK3フィットの記事を公開しましたが、ほどなくして前期型GP5フィットハイブリッドに試乗する機会を得られました。
しかしながら、所用で急遽車が必要となっての試乗となったため、いつものように撮影をすることもできず、画像、内容共に薄い記事となってしまうことを、予めご了承頂けると幸いです。
今回試乗した車両は、出発時に既に67,000kmオーバーという大手レンタカー会社にしてはやや過走行気味で古めのフィット。
内装は綺麗でしたが、外装には凹みや傷も多くずいぶん酷使されているようでした。
こちらは後期フィット13G・F(ガソリン車)のメーターパネル。
ハイブリッド車は全体にブルーのイルミネーションをあしらって、エコやクリーンなイメージを演出しています。
ホンダ車に限らず、ハイブリッドカーや電気自動車にはありがちなデザインですね。
ガソリン車ではタコメーターとなっているスピードメーター左側の液晶ディスプレイは、ハイブリッド車専用の表示となっています。
比較写真が無くて申し訳ないのですが、スピードメーター右側の液晶ディスプレイは、ガソリン車・ハイブリッド車、前期・後期での違いはないようです。
ハイブリッド車専用のシフトセレクター。
こういった形状のシフトセレクターが登場した当時は非常に評判が悪かったように記憶していますが、最近ではハイブリッドカーや電気自動車では当たり前となりました。
むしろ駐車時等、DとRを頻繁に切り替える場面ではこういった形状のシフトセレクターの方が操作する距離が短くて良いような。
ハイブリッド車に搭載されるトランスミッションは、Honda SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive、通称i-DCTと呼ばれる、デュアルクラッチトランスミッションです。
国産車では非常に珍しいDCTを採用しているだけでなく、ハイブリッドシステムと組み合わせてあるのはとても興味深いです。
このDCTに組み合わされるのは、1.5L自然吸気でアトキンソンサイクルを採用したLEB型エンジンと、29.5PSを発生させるH1型モーター。
燃費性能の追求の為に開発されたトヨタのハイブリッドシステム(THS-Ⅱ)とは考え方も構造も違うものの、同じ1.5Lエンジン+モーターを搭載したBセグメントハッチバックであるアクア(NHP10)とは、比べ物にならないほどに速い車です。驚きました。
またDCTの変速フィールがとてもなめらかで、気持ち良く走れるのも高評価。
低速時や発進時にモーターを使用することができるハイブリッドならではの特性を活かし、発進時の半クラッチ制御はしていないため、ギクシャク感もほとんど気になりません。
ホンダは面白い車を作るなあと唸りました。
タイヤサイズは185/60R15 84HでBSのネクストリーが装着されていました。
後期ガソリン車に乗った時には乗り心地の良さに感動を覚えるほどでしたが、前期ハイブリッド車も負けず劣らず。
今回4名乗車の上ほとんど高速道路しか走っていないため、正確なレビューではないと思います、悪しからず…。
ブレーキのフィーリングが非常に難ありだったのだけが残念です。
つま先でちょんと触れるだけで乗員が前かがみになってしまうほどで、とても気を使いました。
ブレーキング時には、足の裏全体を使って集中してブレーキペダルを踏まないといけないほど。大袈裟ではありません。
回生ブレーキはトヨタ車も車種によっては扱いづらいものがありますが、フィットのブレーキは私が今まで運転した車の中でワースト1です。
この辺り、後期では改善されているものだと思いたいです。
画像上、後期ガソリン車。画像下、前期ハイブリッド車。
どちらもF(パッケージ)ですが、ハイブリッド車にはアームレストが装備されている点が唯一の大きな相違点。
開閉式で、中は小物入れになっています。アクセサリーソケットもここに。
スマートキーも形状は同じですが、ハイブリッドカーらしく(?)ブルーになっています。
今回は、成人男性4名乗車で548kmを走行し30Lを給油しました。
満タン法での燃費は18.2km/l。
高速道路:市街地=9:1の割合で、全くと言っていいほど燃費走行はしておりません。
高速道路ではほとんどエンジンだけでの走行になってしまうため、あまりハイブリッドの恩恵を受けることができず、燃費が伸び悩んだと思われます。
距離は走りましたが、あまり多くのことを試すことができず残念でした。
ブレーキフィーリング次第で、より評価が上がる車だと思います。
参考文献
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