タイムズカーレンタル / 2015.5~ マツダ・ロードスター S Special Package (DBA-ND5RC)

最終更新日:平成30年7月5日
車両年式に誤りがありました。訂正してお詫びします。

主要諸元

型式:DBA-ND5RC
トランスミッション:6EC-AT(アクティブマチック)
全長:3,915mm
全幅:1,735mm
全高:1,235mm
ホイールベース:2,310mm
車両重量:1,050kg
車両総重量:1,160kg
エンジン型式:P5-VPR[RS](SKYACTIV-G 1.5) 
エンジン種類:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量:1,496cc
圧縮比:13.0
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
燃料タンク容量:40L
最高出力:131PS/6,700rpm
最大トルク:15.3kgf・m/4,800rpm
JC08モード燃費:18.6km/l
最小回転半径:4.7m
装着タイヤ:195/50R16 84V ヨコハマアドバンスポーツV105 OE
ホイール:16*6.5J
サスペンション:ダブルウィッシュボーン式/マルチリンク式
ブレーキ:ベンチレーテッドディスク/ディスク
メーカー希望小売価格:2,800,000-(当時)
”世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー”として、ギネスブックにも載っていることで有名なマツダ・ロードスター。
初代は、BMW・Z3(E36/7)やメルセデスベンツ・SLK(R170)などの開発のきっかけとなった車とも言われています。
1989年(平成元年)の登場以来、長きに渡って愛されてきたロードスターの4代目が2015年(平成27年)に発表され一躍話題となりました。
ロードスター史上最も短く、最もワイドなボディを持つNDロードスターの心臓部には、これまたロードスター史上最も小排気量なエンジンが搭載されています。
デザインも、初代から続く伝統を上手に残しつつ、最新のマツダのデザイン言語である魂動デザインがふんだんに盛り込まれ、とってもグラマラスでセクシー。
日本国外ではマツダ・MX-5という車名で販売されていますが、このナンバープレートは偶然です。(笑)

今回は下から2番目のグレードにあたるSスペシャルパッケージの6ATに試乗しました。
2017年(平成29年)7月に登録されており、出発時の走行距離は11,764km。
ボディカラーはイメージカラーでもある特別塗装色のソウルレッドクリスタルメタリック、\64,800-です…!

5月中旬の風が心地よいからっとした晴天の中、大人2名乗車で200kmほど走行しました。

エンジン・トランスミッション

搭載されるエンジンは、P5-VPR[RS]型と呼ばれるロードスター専用の1.5L自然吸気エンジン。
ATモデルにのみ搭載される(MTモデルでも一部グレードにはオプション設定あり)i-ELOOP(減速エネルギー回生機構)、i-stop(アイドリングストップ機構)の有無により若干仕様が異なるようですが、スペック的には概ね同じだと思われます。

ボンネットを開けてまず驚いたのが、エンジンがかなりコックピット寄りに搭載されていること。
このフロントミッドシップのお陰で前後重量配分が50:50と、理想的な数値になっています。

スカイアクティブエンジンならではの高圧縮比を実現しており、低回転域からトルクフルな印象で、街乗りも問題なし。
エンジン始動時には、意外なほど野太いエキゾーストノートを奏で、7,000rpmちょいまでスムースに回るエンジンはとても気持ち良いです。

i-stopはマツダ・デミオ(DJ3FS)などと同じ、ブレーキの踏力によってドライバーが任意に作動を選択できるタイプ。
ロードスターの場合ややブレーキが重いため、停車時に深くブレーキを踏み込んだままで居るのは少し辛いものがありました。
トランスミッションはマニュアルモード付き6AT。
パドルシフトとシーケンシャルシフトの両方が装備されており、どちらでも操作することができます。
シーケンシャルシフトの場合はDレンジからMレンジへと入れる必要がありますが、パドルシフトはDレンジに入れたままでも操作が可能。
ミッション自体は至って普通のステップATですが、マニュアルモードでのダイレクト感はさすがマツダ!
思いのままにシフトチェンジができます。

ちなみにDレンジのままでも思い切りアクセルを踏み込めば、しっかりレッドゾーンまで引っ張ってくれて、全回転域でフラットに回るエンジンと相まってとても気持ち良く走れます。
ロードスターのキャラクターに、エンジンやトランスミッションの特性がバチッとハマっていて、ATでも十二分に楽しめる車なのは間違いありません。
1.5L自然吸気エンジンでも大満足です。

足回り・剛性感

タイヤサイズは前後195/50R16。
このロードスターが履いていたヨコハマアドバンスポーツV105は新車装着タイヤのようです。
ガンメタのホイールはブレーキダストが目立たなくて良いですね…。
足回りはフロントダブルウィッシュボーン、リアマルチリンク。
スポーツカーにしてはやや高い車高が気になります。
それゆえロールは普通にしますが、逆にサスペンションがよく動いているのか、乗り心地は良くて驚きました。
ゴツゴツしたりピョコピョコ跳ねたりといったことはなく、良い意味で背の低いデミオに乗っているような感覚です。

オープンカーといえどボディ剛性や接地感は十分あり、高い速度域でも安定したコーナリングができるのはやはり流石スポーツカーといったところ。

インテリア・コックピット

Sスペシャルパッケージの内装色はブラック。
マツダはインテリアデザインを統一していることもあって、パッと見はデミオですね。(笑)
ダイヤル式のマニュアルエアコン…かと思いきやダイヤル式のフルオートエアコン。
エンジンスターターボタンはハンドル左側にレイアウト。
シフトノブやサイドブレーキは赤のステッチが入っておりスポーティな雰囲気を演出。
エアコンパネル下には小物入れと、USBポートが2つ装備されています。
センターコンソール後部にはグローブボックスと、カップホルダーが2つ。
このカップホルダーは脱着式となっており、センターコンソールの助手席側にも設置できるようですが、外し方が分からず…。
グローブボックスには鍵がついているため、オープン時に車を離れても安心…?
メーターパネルはタコメーターをセンターに配置した3眼式で、タコメーター、スピードメーター共に垂直ゼロ指針になっています。カッコいいです。

ステアリングホイールはやや小径でグリップも細めな本皮巻き。
握ってみると、意外とスポーティです。

低速時や駐車時などはスポーツカーとは思えないほど軽く、ある程度速度を出せば重いとまではいきませんが、軽すぎてフラフラするということもなく、絶妙なパワステのセッティングになっています。
普段は楽に運転できて、少し速度域を上げても安心して運転できる。良いですね。
オルガン式のアクセルペダルは微調整もしやすく操作性の良さが光ります。
アクセルもハンドルも比較的軽めな方ですが、ブレーキだけはやや重めでした。
重いだけでなくストロークも短めなので慣れが必要かなという印象です。
唯一(?)スポーツカーっぽいなと思う部分です。
シート生地はファブリック。
どうやら上級グレードに装備されるレザーシートよりも、ファブリックシートの方が座面が低いようです。
若干座面の前方部が上下するシートリフター付きの6wayシート。
ややバケット状になっており、ホールド力は十分でした。
車は小さいながらもやはり2人乗りスポーツカー、ドアは大きめです。
なんと外板色と同じ塗装が施されたプラスチックパネルによって構成されています。
触らなければプラスチックとは分からないクオリティで、これは満足度高そう。
普段2人乗りの車を運転する機会なんてないので、運転席用と助手席用しかないパワーウィンドウスイッチに違和感。
さり気ないカーボン調パネルもオシャレです。

ラゲッジルーム

ソフトトップのため幌はシートバックの後ろにコンパクトに収納されます。
トランクの開閉はスマートキーからも可能です。
130Lながらしっかりとしたラゲッジルームが存在します。
主要レガシーキャリアの機内持ち込みサイズのスーツケースがちょうど2つ入るそう。

総評

普段よく利用しているタイムズカーレンタルでとても簡単に借りられるだけに、ついつい先延ばしにしていたロードスターにようやく乗ることができました。
ちなみにハンドルネームがろど☆すたの私ですが、マツダロードスターに特別な思い入れがあるわけではありません。(笑)

やはりロードスターはスポーツカーということで、それなりに意気込んで乗り込んだのですが、アイポイントが低い以外は案外どうってことありませんでした。
ハンドルが重いわけでもなく乗り心地が硬いわけでもなく、至って普通に”背の低いデミオ”という感覚で乗り回せる車だと思います。
だからといって面白くない車というわけではなく、気兼ねなく乗れる車なのに、屋根を開けてみたり、少しアクセルを踏み込んでみたり、それだけで心の底から気持ち良いと思える車でした。

ちょっと車高が高く見えてしまう(実際に高い?)のと、フェンダーが盛り上がっていることによる車両感覚のつかみにくさが気になりましたが、スポーツカーなのにスポーツカーしていないところがロードスターの良さであって特長なのかもしれません。
最終的にほぼオープン状態で、高速道路:一般道=7:3で193.3km走行し、10.56L給油しました。
満タン法で18.3km/lとかなりの低燃費。ちなみにプレミアムガソリン仕様です。
高速道路の走行が多かったのもありますが、カタログ燃費に肉薄する数値には驚きました。

オープン時の風の巻き込みは並でしょうか。
やはり、オープンカーの屋根はずしてかっこよく走りたいですね。(笑)

参考文献
【MAZDA】ロードスター(NDロードスター)|スポーツ – マツダ
roadster_specification_201806.pdf
マツダ・ロードスター - Wikipedia
価格.com - ロードスター 2015年モデル S Special Packageのスペック・仕様(2017年12月14日発売) - 自動車カタログ・価格比較
ADVAN Sport V105 - ヨコハマタイヤ [YOKOHAMA TIRE]
機内持込のサイズ・重量とメリットデメリット – スーツケースおすすめ情報館






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