タイムズカープラス / 2016.11~ 日産・ノート X (E12)


数ヶ月前に後期型ノートが配備されたことを知り、借りる機会を伺っていました。
この度、所用で車が必要となったので利用することに。
E12ノートは以前タイムズカーシェアで前期型を借りて利用したことがあります。
その時は記事はこちらから。


車検証には平成29年5月登録と記されていました。
納車されて4ヶ月足らずということで、総走行距離はわずか4,433km。
まだまだ新車の香りが漂っていました。
メーター周りは前期との変更点も無いようです。


エクステリアでは、フロントに最近の日産の顔であるVモーショングリルが採用され、ずいぶんと精悍な印象です。
バンパーの形状もシャープとなり、個人的には圧倒的に前期より後期の方が好みです。
グリルのメッキやバンパーの開口部形状などから、標準グレードでありながら上級グレードのような高級感があります。


インテリアの大きな変更点はハンドル形状です。
厳密には今回のマイナーチェンジで3度目のハンドル形状の変更となっているようです。
ハンドルも昨今のトレンドを受けてか、下部が平行になった変型タイプが採用されています。
最近のスズキ車もそうですが、ハンドルの下部スポークがプラスチックなどで形成されており穴が開いているタイプは、ついついその穴に指を引っ掛けて運転してしまいたくなるのは私だけでしょうか?(笑)

同じXグレードの前期を利用した際にはおそらく無かったと思うのですが、オートライトが標準装備されていました。(インテリジェントオートライトシステム)
夕暮時の早めのヘッドライト点灯や雨天時のワイパー作動を感知してのヘッドライト点灯など、積極的にヘッドライトを点灯させるシステムとなっているようです。
ライトレバーのダイヤルが、上からオフ、オート、スモール、ロービームとなっており、夕方などスモールで走行したい時など一瞬オートに入ってしまうことで一度ロービームが点灯するなど、個人的には余計な機能に感じました。
せめてオートをロービームの下に配置するようにしてほしかったです。

あとは好みになると思いますが、シフトレバー周りが非常に安っぽい点と、アームレストが無い点が気になりました。
しかし、ディーラーオプションでピアノブラックのインテリアパネルキットや、センターアームレストコンソールなどが用意されているようです。


そして、今回配備されたノートの目玉はインテリジェントルームミラーです。
こちらはXグレードでは標準装備では無いのですが、タイムズがいつからかカーシェアに新規配備する車両にはバックカメラ等を装備するようになった恩恵です。


おそらくこのバックカメラのようなカメラからの映像を出力しているのだと思われます。
意外にも違和感が無く、ほんの少し運転しただけであっさりと慣れました。
シートポジションに合わせて調整する必要が無かったり、リアシートの乗員やリアウィンドウの汚れや雨粒を気にしなくて良かったりと、一般的なルームミラーより便利です。
また、このインテリジェントルームミラーの一番の良さは夜間のドライブだと思います。
もちろん昼間に比べて暗いため、カメラの感度を上げて撮影しているようですが、ノイズが気になることもなく、なにより後続車のヘッドライトやフォグランプが眩しいということがありませんでした。
ギアをリバースに入れることで、インテリジェントルームミラー内にバックカメラとしての映像を出力したり、アラウンドビューモニターとしても使用することが可能なようですが、今回利用した車に装備されていなかったのか、はたまた切り替えに何かしらの操作が必要だったのかはわかりませんが、利用することはできませんでした。

後期型から、XグレードにもLDW(車線逸脱警報)、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、コーナーセンサーが標準装備されるようになっているようです。
車線逸脱警報はトヨタのセーフティセンスCなどでもお馴染みの装備ですが、車道外側線にも反応してしまうため、狭い路地や住宅街などではコーナーセンサーも相まって常に警告音が鳴り響くカオスな状態に…。
コーナーセンサーもあると便利ではありますが、インジケータはディーラーオプションのため、無いなら無いで良いような…。


機関系は、燃費向上のために多少の見直しは図られたものの、ほぼ前期と同じと考えて良いでしょう。
1.2L直3エンジンのヘボヘボサウンドは否めません。
特に発進加速時に2,000rpm程度の回転域を使いたいCVT制御も相まって、加速時のヘボヘボサウンドは、不快とまでは言いませんがあまり心地の良いものではありません。

前期で強く感じた乗り心地の不快感ですが、こちらもあまり改善されたようには感じませんでした。
FFだから仕方のない挙動ですが、相変わらずリアの突き上げ、跳ね上げが同クラスの車と比較しても大きいように感じます。
60~80km/hでのコーナーリング時は、若干優るかなという印象ですが、100km/h程度の速度域になると途端にいつまでもバネの収縮が収まらないようなふわふわとした挙動へと豹変します。
後期から追加されたe-Powerはバッテリーによる重量増加の為、より足回りを固めたようですが、一体どのような乗り心地なのか気になります。

前期のブレーキのタッチをもう覚えていないので比較はできませんが、非常にストロークが深めで、甘いなという印象でした。
初期のタッチが繊細すぎる車は運転しにくいですが、逆にこの車のように足を乗せているだけではほとんど減速しないようなブレーキもあまり頂けないですね。
走行時にスポーツモードへ入れると3,500~4,000rpm辺りまで回転が上がり、エンジンブレーキはよく効く印象でした。

後期Xグレードは149.6万円からという価格設定のようですが、インテリジェントルームミラー以外の装備がほぼついてこの価格帯、このクオリティだとわりとリーズナブルなのではないかと思いました。
足回り以外は前期から後期へ非常に良い進化を遂げているのではないかと思います。

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