2月17、18日に大分県別府市のビーコンプラザで開催された輸入車展示会、「おおいた輸入車SHOW2018」へ行ってきました。
大分県内に店舗を構える輸入車ディーラー7社16ブランドから54台が展示されており、見物はもちろん、商談も行われていました。
こちらは前編記事の続きです。
プジョー・2008クロスシティ
プジョーも昨今のトレンドであるコンパクトSUV、2008を出展。
クロスシティという悪路走破性を向上させた特別仕様車です。
プジョー・308SWブルーHDi
SWはスポーツワゴンの意。クリーンディーゼルモデルです。
奥行きがあり立体感のあるインパネは特徴的。
ステアリングホイールも小径でスポーティーですね。
プジョー・3008GTブルーHDi
2008よりも一回り大きなSUVのこちらもクリーンディーゼルエンジン搭載モデル。
プジョーは2008や3008といった「00」という車名がSUVの証なんだとか。
フォルクスワーゲン・アルテオンRライン4モーションアドバンス
新しくなったばかりのフォルクスワーゲンのフラッグシップモデル、アルテオンのRラインです。
自動車評論家の竹岡圭さんによると、フォルクスワーゲンはエントリーモデルのup!からこのアルテオンまで、操作性に統一感を持たせることで、フォルクスワーゲン乗りならどのモデルでもすぐに順応できるよう工夫されているのだとか。
近年では、ドイツ御三家や日本のマツダなんかも内装の統一化が図られていますね。
フォルクスワーゲン・e-ゴルフ
電気自動車(EV)です。
フォルクスワーゲン・ザ・ビートル2.0Rライン
Rラインということもあってか、ニュービートルに比べよりワイド感のあるザ・ビートル。
ケバいメイクがお好きなようで。
フォルクスワーゲン・ティグアンTSIハイライン
ゴルフをベースとしたコンパクトSUV。正統派なイメージです。
フォルクスワーゲン・ゴルフRヴァリアント
ゴルフGTIのエンジンをさらにチューンナップし、4WD、7速DSGで武装したスポーツワゴン。
控えめながらも小径ステアリングホイール、専用シート、R専用キャリパー、4本出しマフラーなどしっかりスポーツカーしています。
フォルクスワーゲン・ポロ(参考出展)
竹岡圭さんもびっくり、日本未発売の新型ポロも密かに(?)出展!
プラットフォームを刷新し、現在販売されているモデルよりも一回りほど大きくなっています。
全幅が1,751mmと3ナンバーボディとなり、5ナンバーが重宝される日本ではやや敬遠されそう…?
ボルボ・XC90 T6 AWDインスクリプション
ボルボの最上級SUV。ガソリンモデルではトップグレードです。
存在感があります。
ボルボ・V90クロスカントリーT6 AWDサマム
プレミアムSUVにカテゴライズされるV90クロスカントリー。
グレード名のサマムはラテン語で「最高」を意味する言葉らしいです。
ボルボ・XC60 T5 AWDインスクリプション
ボルボの基幹モデルのひとつであるXC60。
2017-2018日本カーオブザイヤーにも輝いています。
日本ではスバルのアイサイトを始めとして徐々に普及して来ているエマージェンシーブレーキのパイオニアです。
ボルボ・V60 D4 R-デザイン
ディーゼルエンジン搭載のメーカー純正チューニングが施されたモデル。
専用シャシーやタイヤ&ホイールだけでなく、ROMチューンも行われているそうです。
ボルボ・V40 D4ダイナミックエディション
ボルボのエントリーモデルV40のエントリーグレードD4をベースに、装備を充実させた特別仕様車。
エントリーモデルのエントリーグレードといわれても、決して敷居は低くありません(笑)
ちなみにボルボからは、車を眺めていただけの私にもトートバッグと冊子を頂きました。
ボルボ・カーズ大分さん、ありがとうございました。
ルノー・トゥインゴインテンス
ルノー・トゥインゴGT
竹岡圭さんのお話によると、スマートとは兄弟車にあたる三代目トゥインゴはラゲッジスペース下にエンジンを搭載するRR。
ルノースポールによってチューニングされたGTは昨年、200台限定でルノージャポンが輸入したところ即完売。
人気を受けてカタログモデルへと昇格したそうです。
ルノー・メガーヌGT
シリーズ4代目となるメガーヌは、ヘッドライトもリアコンビランプもかなり個性的です。
プラットフォームは日産・エクストレイルと共通なんだとか。
ルノー・メガーヌスポーツツアラーGT
ルノー・ルーテシアインテンス
4代目となるクリオの日本仕様です。
日本にはホンダクリオ店が存在するためルーテシアという名前で販売されています。
ルノー・カジャーBOSE
フォルクスワーゲン・ティグアンなどと同じクラスとなる、エクストレイルとプラットフォームを共有するルノーのSUV。
BOSEのサウンドシステムを搭載した限定モデルです。
メルセデスベンツ・GLA180
AクラスをベースとしたコンパクトSUV。
厳密にはクロスオーバーという位置づけらしいです。
メルセデスベンツ・C180ローレウスエディション
社会貢献活動を行っているローレウスという団体のパートナーをメルセデスベンツが務めており、それにちなんだ特別仕様車となっているようです。
メルセデスベンツ・C43 4マチック
CクラスをAMGがチューニングしたハイパフォーマンスモデル。
C63と比べるとやや控えめなC43は、AMGの裾野を広げるのに一役買ってそうです。
メルセデスベンツ・GLC220d 4マチッククーペスポーツ
CクラスをベースとしたSUVであるGLCのディーゼルエンジン搭載モデルです。
クーペのようなボディを持っていながらも、リフトアップされており、なんちゃってSUVではなさそう。
メルセデスベンツ・E43 4マチック
EクラスのAMGも出展されていました。
パワートレインはC43と共通ながらも、よりパワーアップされた401PSを発生させるエンジンを搭載。
ハイパフォーマンスモデルはブレーキの存在感が違いますよね。
メルセデスベンツ・E220d 4マチックオールテレーン
SUVのGLEとはまた一味違った、4WDでエアサスを持つステーションワゴンのオールテレーン。
上述のボルボ・V90クロスカントリー辺りが競合車種となるようです。
運転席からセンターコンソール上部まで幅広く展開された横長のインフォメーションディスプレイは、これからのメルセデスのスタンダードとなりそうですね。
メルセデスベンツ・G350d
言わずと知れたメルセデスのロングセラーモデル。
フルモデルチェンジを控えているそうですね。
実際にドアを開け閉めして、独特なドアの開閉音を楽しんでいる方がたくさんいました。
メルセデスベンツ・V220dアヴァンギャルドロング
シリーズ3代目となるメルセデスのミニバンVクラスは、ロングボディが出展されていました。
たまに街中で見かけることがありますが、かなり大きいですよね。
「エリシオンに似てる」なんて会話している夫婦がいました。言われてみれば…?
ゴルフバッグが縦に積めることをアピールをしていましたが、実はダイハツ・ウェイクも可能なんですよね。恐るべし日本の軽。
メルセデスマイバッハ・S650
Sクラスのさらに上の頂点に位置するマイバッハも出展されていました。
とんでもない存在感がもはやオーラとなり近づけません(笑)
DSオートモービルズ・DS3シックDS LEDバージョンパッケージ
最後は私が個人的に気になった一台、シトロエンの高級ブランドDSオートモービルズのDS3です。
もともと存在は知っていたのですが、実車を見て外観に一目惚れしました。
また赤ともピンクとも言い難いカラーと黒とのツートンカラーがオシャレ。
ポップなのかと思いきやヘッドライトの造形はイカつい印象で、非常にメリハリのあるデザイン。
大型ロアグリルから伸びるメッキモールとヘッドライトの境界線も良い感じです。
全体的にフロントマスクの処理がアクアやヴィッツ(130系)に通ずるものがあり、どちらが意識したのかはたまた偶然なのかは分かりませんが、若干のトヨタテイストがあるのも私の食指が動いた理由のひとつかもしれません。
3ドアハッチバックながら後部座席や荷室も日常使用が可能な水準。
展示車の中で唯一運転席に乗り込んでみました。
外観はとても好みだったのですが、内装の質感にがっかり…。
写真からもステアリングホイールやペダル類のチープさがわかると思います。
基本的に国産車ばかり乗っているため、期待しすぎてしまっているのかもしれませんが、仮に所有するとなった時に、常に目にするのは内装ですし、ちょっと妥協しがたいレベルかな、と私は感じました。
信頼性や耐久性は期待してはいけないものとして、300万円以下でこんなオシャレな車が買えるんだと興味を持ちましたが、やや残念な結果となってしまいました。
もし機会があればもっとじっくり観察したり試乗したりしたいです。
ちなみにハザードボタンは助手席専用なんでしょうか(?)
おおいた輸入車SHOW2018、モーターショーで展示されている車をより身近に見ることができ、非常に刺激的なイベントでした。
ただの輸入車展示会かと思いきや、発売前モデルやレーシングカーも展示されており、侮れないイベントです。
入場料もたった500円とリーズナブルで、入場料以上の見応えは感じました。
毎年必ず開催されているわけではないようですが、次回もまた予定が合えば行きたいです。
参考文献
・おおいた輸入車SHOW2018
・乗り心地も確かめて おおいた輸入車SHOW開幕 - 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate
・第38回 2017 – 2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー | 日本カー・オブ・ザ・イヤー公式サイト
【メルセデス Eクラスオールテレーン 試乗】あれ、結構なバーゲンプライス?…中村孝仁 | レスポンス(Response.jp)
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